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執筆者の写真子育て 広場

Car seatについて

Car seatとは、日本で言うチャイルドシートのことを指します。


●Car seatに関するミシガン州のルール(what every driver must know より引用)

•子どもは、8歳になるか身長が4フィート9インチ(144.78cm)になるまで、car seatまたは booster seat に適切に座るようにしてください。 子どもは、年齢(8歳)または身長(144.78cm)のいずれか早い方に到達するまで、チャイルドシートを使用する必要があります。


•車両に後部座席がある場合、4歳未満の子供は後部座席に座る必要があり ます。 利用可能なすべての後席が4歳未満の子どもで占められている場合は、前席にチャイルドシートを設置して座らせてください。


•後向きのチャイルドシートを前部座席で使用する場合、 助手席のエアバッグが無効になっている場合にのみ設置してください。


・中古のシートは、連邦安全基準を満たしていない、正しく機能しない、部品や説明書が不足している可能性があるため、購入しないでください。


●日本のチャイルドシートを使えるのか

日本とアメリカで規格が異なるため、使用してはならないことになっています。


●car seatの設置向き

American Academy of Pediatrics は、2歳、またはそれ以上でも可能な限り、後ろ向きに設置することを推奨しています(万が一事故に遭った際後ろ向きの方が安全であるため)。

各car seatにも、体重ごとの後ろ向き設置、前向き設置の基準があります。併せてご確認ください。


●car seatとエアバッグ

後部座席が妹、弟の席で埋まっているなど、やむを得ず前部座席でcar seatを使用する場合は、

・エアバッグがactiveの状態で、後ろ向きに設置しない

・前向き設置の場合は、なるべく席を後ろに引いておく

など、注意しなければならないことが幾つかあります。

一度以下に記載のcar seat点検をすることをお勧めします。


●car seat点検

Car seatが正しく設置されているかどうかは、かかりつけの病院の看護師や、消防車で点検してもらえます。

予約が必要なことがあるので、まず一度問い合わせてみてください。


●car seatと上着

分厚い上着を着せたまま子どもをcar seatに乗せることは危険であると、American Academy of Pediatricsは警告しています。

車に乗る前にコートを脱ぐ、car seatに乗せた後で毛布を上からかけてあげるなどが安全とされています。

Car seatに対応したコートも販売されています。


●Car seatの種類

ミシガン州で推奨されている、各年齢別の適切なcar seatの種類は図のようになっています。


各car seatの使用制限は身長、体重で決められており、年齢はあくまで目安ですので、各car seatの説明書も併せて確認して購入してください。



(↑MI police siteより引用。


※grace社ホームページにも、カーシートの選び方がわかりやすく説明されています。


- Rear-facing car seat (1.8kg~15kgくらい、90cmくらいまで)

infant car seatとも言われます。ゆりかご状のカーシートで、持ち運びが可能なタイプ。車の後部座席に、後ろ向きに設置します。

単品購入も可能ですが、Travel systemというタイプのベビーカー(stroller)を購入すると、セットでRear facing car seatがついてきます。

持ち運びが楽、設置も楽なので、旅行先でタクシーやレンタカーなどにも簡単に装着でき、安心して旅行が楽しめます。


※購入前に、car seat自体の重さを確認してください。赤ちゃん(大きくなったら10kgくらい?)を乗せた状態で、car seatごと持てる必要があります。

※アメリカで出産予定の方は、infant car seatまたはtravel systemのstrollerとcar seatを買うことをお勧めします。

<理由>

・退院する際、病室でCar seatに赤ちゃんを乗せて帰る人が多いから。看護師さんのそばで落ち着いてcar seatに赤ちゃんを乗せてあげることができます。

・新生児をstrollerに乗せるために、6ヶ月以上の子ども用のstrollerにRear facing car seatをセットして使う仕様のstrollerが多いため

・子どもの健診時や、親が診察を受けるときの子どもの居場所として、アメリカではRear facing car seat+strollerは非常によく使うため(産後かなりの頻度で病院に行く機会があります)

・赤ちゃんが車で寝たら、そのまま起こさずにcar seatごと赤ちゃんを車から下ろすことができるから


- Convertible seat(1.8kg~30kgくらい、125cmくらいまで)

基本的には車に備え付けるタイプのカーシート。

新生児から使える仕様のものが多いです。

生後6ヶ月未満だと、Rear facing car seat無しでそのまま赤ちゃんを乗せられるstrollerがあまり売っていないため、travel systemやRear facing+strollerでの利用がいいかもしれません。

生後6ヶ月以上で渡米した、あるいは新生児から乗れるベビーカーを日本から持ってきたご家族であれば、Rear facing car seatではなく、初めからconvertible seatを使用してもいいかも知れません。


※重たいので、設置の際は気をつけてください!20キロ前後のものも多いです。こまめに取り外す可能性がある方は、重量もチェックしておいてください。

※旅行の際、car seatを飛行機の預け荷物に預けることもできます。そう言った用途がある場合は、軽いものが便利です。専用のバッグもあります。


- Booster seat (だいたい54kgまで、145cmくらいまで)

お尻の下に置くだけのタイプ。安価に購入でき、気軽に付け外しができます。


- All in 1 (1.8kg~54kgくらい、145cmくらいまで) 

Rear facing car seatとしての機能、convertible seatとしての機能、booster seatとしての機能、全てを併せ持ったcar seatです。こちらもconvertible seat同様、基本的には車に備え付けるタイプです。

メーカーによっては、convertible seatの一つとして販売されていることもあります。

Convertible seatを買う必要がある、そのあと大きくなるまでアメリカにいる、という方であれば、All in 1タイプは便利かもしれません。


●car seat 関連アクセサリー(商品リンクは一例です)

・乳児用クッション

頭が揺れないようにするクッションがあります。


・ミラー

後ろ向きに座っている赤ちゃんの様子を、バックミラー越しに見ることができる鏡です。


・car seatバッグ

飛行機にcar seatを預ける際、バッグに入れて預けるのがおすすめです(そのまま預けたら、シートカバーが破れたり部品が紛失したりすることがあります)。


・車のシートカバー

子どもの靴で車のシートが汚れるのを防ぎます。冬は靴についた融雪剤でかなり車が汚れるので、リースの車の方や社用車を家庭で使用される方にお勧めです。

おもちゃが入れられるポケット付きのものもあります。


・car seat用の机

車に乗っている間、子どもが遊べる机になります。長距離旅行時などに便利かも知れません。




美咲

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